眼科について

人間は目を通して情報の80%以上を収集しています。そのため見え方に問題が生じると生活の質が大きく低下してしまう器官とも言えます。しかし目の病気は、早期に受診することで症状の改善が早まる、もしくは進行を食い止める可能性が高めることができます。
その目や瞼(まぶた)など目の周辺に、何らかの異常を感じた時、受診していただくのが眼科です。具体的には角膜（黒目の部分）や結膜（白目の部分やまぶたの裏側）に何らかの症状（角結膜疾患）がある、ぶどう膜（虹彩、毛様体、脈絡膜）に炎症がみられる（ぶどう膜炎）、涙の排出路となる涙道が狭窄、または詰まって流涙や目脂がでるなどです。
それ以外にも視力障害によって読み書きや歩行などの移動が困難など、目に関する様々なお悩み、ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

こんな症状がありましたらご来院ください

眼科で主に扱う疾患

40代になったら一度は眼科検診を

多くの場合、症状が出たら病院を受診しようと考える方が大半かと思います。しかし眼科疾患の中には自覚症状がなくても進行する疾患が多数あります。いつのまにか病状が進行してしまい、気づいたときには視野欠損などの視力障害がみられる緑内障(日本で中途失明原因の第一位)を発症してしまっていたというケースも少なくありません。緑内障や白内障などはよく知られた疾患ですが、これらの疾患は早い方ですと40代から発症することもあります。このような疾患であっても早めに診断し、治療を開始することで、病気の進行や後遺症を最小限に抑えることができます。
QoL(生活の質)を落とさないためにも40代になったら症状がない方も年に1度は検診を受けることをおすすめいたします。