視力矯正

眼鏡

通常の健康保険診療内で、眼鏡処方を行っています。

コンタクトレンズ

その方の目がコンタクトレンズに適しているかどうかを診察し、判断してお話しすることができます。
またすでにコンタクトレンズを使っている場合、それが目に合っているか、不具合は起こっていないかの診察を通常の健康保険診療で行います。
最近のコンタクトレンズは種類が豊富で、その処方には専門的知識が必要です。
そのため新規のコンタクトレンズの処方はコンタクトレンズに専門知識を持つ他院にご紹介させていただいています。

水晶体再建術

白内障のある方は白内障手術により、水晶体の屈折を変えることができ、そのことで遠視、近視、乱視などの屈折異常を矯正できます。
また、多焦点眼内レンズを使うことで、老眼の悩みからもほぼ解放されます。
この手術は当院の日帰り手術で行うことができます。
通常の水晶体再建術は保険診療、多焦点眼内レンズによる手術は選定療養又は自由診療です。

このほか、歴史的には、メスで角膜に切開を加え、角膜の屈折力を変えるAK,RKがありました。

手術の前

手術についての説明とご相談を無料で受け付けます。
場合により簡単な検査（無料）をさせていただくことがあります。
月曜日、火曜日の18時に予約をお願いいたします。

手術を受けるお気持ちが固まりましたら、詳しい視力検査をはじめとする「本検査」を別日の予約（院内でお取りします）で行います。
手術の適性判断までに2時間ほどかかる検査です。
散瞳検査も含みますので、お車の運転はできません。

手術ができることが決まりましたら、手術前の点眼や、手術当日のご説明をします。
費用22,000円をお支払いください。この中には手術前（本検査）、手術後（翌日、1週後、1か月後、3か月後）のお薬代、検査代、診察料を含みます。

スマイル（SMILE）

フェムトセカンド（1000兆分の1秒）レーザーというレーザーを使い、矯正プラン通りに角膜組織を離断し、それを取り出すことによって近視や乱視が矯正されます。
傷口が小さいので、治りが早くお仕事やスポーツへの復帰が早いです。

※クリックで動画を再生します

1. 手術ベッドの上に仰向きに寝ます。
2. 痛くないように目薬で麻酔をします。
3. お顔の上に布をかけたり、目の周りにドレープという透明なシールを張ったりして手術中ばい菌が入らないようにします。
4. 手術がうまく行くように瞼を大きく開くために、開瞼器という道具を目に当てます。目じりが突っ張る感じがします。
5. VisuMax（フェムトセカンドレーザーの機械）の下にベッドが回転します。徐々にベッドが動きます。
6. 途中でトリートメントパックという道具で目を固定します。緑色の光を見つめて下さい。途中でぼけますが視線をそらさないで下さい。
7. "サクションかかりました"という合図があり、その後20数秒でフェムトセカンドレーザーがレンチクルを作ります。体や眼を絶対に動かさないで下さい。まばたきもいけません。20数秒のがまんです。
8. ベッドが少し動いて別の顕微鏡の明かりの下に来ます。
9. レンチクルの上下をスパーテルという道具で剥離し、レンチクルを取り出します。
10. 両眼の場合は右眼→左眼の順序で同じ事を行います。
11. お顔の上の布やドレープをはがして終了です。手術途中でのベッドの移動は無く、1台の機械で終了します（all in one）。

スマイルをより詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

レーシック（LASIK）

エキシマレーザーという、波長193nmの紫外線レーザーを、コンピューターに入力された矯正量に応じて角膜に当てると、矯正したい量だけ角膜の組織が蒸散し、近視や乱視が矯正されます。

1. 手術ベッドの上に仰向きに寝ます。
2. 痛くないように目薬で麻酔をします。
3. お顔の上に布をかけたり、目の周りにドレープという透明なシールを張ったりして手術中ばい菌が入らないようにします。
4. 手術がうまく行くように瞼を大きく開くために、開瞼器という道具を目に当てます。目じりが突っ張る感じがします。
5. VisuMax（フェムトセカンドレーザーの機械）の下にベッドが回転します。
6. 徐々にベッドが動きます。 途中でトリートメントパックという道具で目を固定します。緑色の光を見つめて下さい。途中でぼけますが視線をそらさないで下さい。
7. "サクションかかりました"という合図があり、その後10数秒でフェムトセカンドレーザーがフラップを作ります。体や眼を絶対に動かさないで下さい。まばたきもいけません。10数秒のがまんです。
8. 両眼の場合は右眼→左眼の順序で同じ事を行います。
9. VisuMaxの下からベッドが回転します。
10. 一度起きて立ち上がり、隣にあるVISX（エキシマレーザーの機械）のベッドにあおむけに寝ます。目は少しぼやけていますが心配ありません。
11. もう一度目の消毒をします。
12. フラップをよけておいてエキシマレーザーを当てます。カチカチと強い音がします。目を動かさず目の前の赤い光を見ていて下さい。
13. フラップを元に戻して目の表面を整えます。
14. 両眼の場合は右眼→左眼の順序で同じ事を繰り返します。
15. お顔の上の布やドレープをはがして終了です。

手術直後の安静と検査

1. 別室で20分ほど目を閉じて安静にしています。

2. 顕微鏡で診察して異常がなければ保護眼鏡をかけて帰宅します。
   自分で車を運転して帰る事はできません。

ご帰宅後

• 目薬を指示通りにさして頂きます。
• 手術当日はお酒を飲まないで下さい。
• 翌日、1週、1ヶ月、3ヶ月目等の定期診察を受けて下さい。
• 傷の治りには個人差がありますので、それ以外に診察が必要な場合もありますから指示に従って下さい。
• 手術翌日の診察まではシャワーのみとし、洗顔、洗髪はしないで下さい。
• 診察後異常がなければ入浴できます。ただしスマイルは1週間、レーシックは1ヶ月間、目を閉じて顔を洗って下さい。
• お化粧は翌日の診察後からできますが、1ヶ月はなるべく薄化粧にして下さい。
• アイメークは1ヶ月できません。
• 翌日から出勤できますが、手を洗い、落ち着いて目薬をさせる環境である事が条件です。
• ほとんどすべてのスポーツはスマイルは1週間、レーシックは1ヶ月後から可能になります。
• 車の運転は、翌日の診察の結果で決めます。2～3日は運転をしなくてすむようにしておいたほうが無難です。1週間は長距離の運転をしないで下さい。

ご注意事項

契約内容や加入時期によって条件が異なりますので、手術給付金支払い対象か否か、どのくらいの金額が支給されるか等、現在加入されている保険会社へお問い合わせ下さい。
お問い合わせの際、手術正式名称は『エキシマレーザーによる屈折矯正手術』とお伝え下さい。
現在、生命保険・医療保険に加入しておらず、レーシックを受けるにあたり新たに加入する場合、保険金が支払われない事がありますのでご注意下さい。

診断書について

保険会社へ手術給付金の請求をする場合、医師が記入した診断書が必要になります。
多くの保険会社では所定の用紙がありますので、保険会社よりお取り寄せ下さい。
診断書は手術当日もしくは手術後の定期健診時にお持ち下さい。
記入した診断書を、契約されている保険会社に提出されますと、給付金が支払われます。
記入済の診断書は、お預かりしてから1週間程度でお渡し致します。
1通5,500円（税込）を頂戴しておりますので、予めご了承下さい。

医療費控除について

視力矯正手術も医療費控除の対象です！
1年間にお支払いになられた医療費合計（本人及び家族）が10万円を超えた場合、確定申告により税金が減額されることがあります。
医療費控除申請にあたり、領収書の提出が必要となりますので、当院と安藤眼科医院が発行する領収書を大切に保管下さい。

• 領収書の再発行は行っておりませんのでご注意下さい。
• 地域差がありますので、お住まいの地域の税務署に控除対象か否かご確認下さい。